新手法開発秘話
原位足首回し(回転法)
平成4年10月創案
どうにもやりようがなくて考えた…
窮すれば通ず!
身相調整の林先生の研修会に初めて出席して以来、おっちょこちょいの私は今迄の整体とカイロプラクティックで学んだ技術を 全く使わないで治療を始めた。
平成3年に林先生の本を読んでこれだっ!と思っていたが 教えてはくれないだろうと思っていたので、 そのままにしていた。
その一方で経営していた会社を整理することになり、 ローンを滞納していたので和歌山の家を明け渡す準備を するために、新潟の父のマンションに親子3人で移転した。
移転したといえば聞こえはいいが、親子3人での居候である。
会社に勤務して借金を返すしかないと勤務先を探したが、全く見つからない。
仕方なく、整体、カイロプラクティックを開業するしかないと心を決めて、場所を探した。
やっと見つかったのが古い1軒屋で、都合よく近くのスーパーの駐車場が近くにあり、 玄関が割と広かったので、そこを待合室にした。
そこで、本にあった名古屋の研修会に申し込んでみたら、 教えているというので、早速申し込んだ。
受講する前から本で知っていて、これだ!
と思っていたので、看板をその名前にして研修会に参加した。
後日その話をしたら、看板はまかりならぬと言われて 仕方なくホワイトボードに張り付ける磁石製のシートを張り付けて名前を隠した。
平成4年9月に初めて出席して、その手技に惚れ込んだ私は 帰ってきて以来、整体、カイロプラクティックの手技を全く使わないで たった一つだけ教えてもらった伏臥位で行う手技を使って見様見真似で治療した。
あとは自分で覚えた?爪先捻転法だけである。
このたった二つだけの治療法で痛みは取れていった。
しかし、検査をすると思い通りにはいかない。
ところが、ある日重症のぎっくり腰の女性22才が来られた。
腰の痛みで、伏臥位も仰臥位にもなれない。
まだ二つしか治療法を知らない私は困ってしまった。
整体もカイロプラクティックも使わないと決めていたので手段がない。
そこでかねてから考えていた「カエルの治療法」が何故有効なのかを分析した結果 ある結論に至ったので、それを試す事にした。
それが原位足首回しだった。
原位という意味は原始的体位と言う意味であり、人間本来の四足歩行のことです。
人間も動物の一種であることには変わりはありません。
しかもその患者さんの姿勢を見ると最も痛みのないのが原位に近いのです。
膝に手をつき腰を曲げて四足に近い状態は痛みがないと言うのです。
そこでその時期、炬燵があったので、そこに原位の状態を作り出し、上半身を炬燵に預けた状態で炬燵のテーブルと同じ高さのテーブル??を 横に置いてカエルの手法?を行いました。
しかし、変化はありません。
そこで先ほど考えた原位の状態で足首回しやって見ました。
結果は立てるようになったのです!!!
それだけではなく、仰臥位も、伏臥位もできるようになりました!!!
これは凄い!窮すれば通ずの諺どおりです。!!!
こうして、この後、色々な状況にこの「原位足首回し(回転法)」を使うようになりました。
間違いなくこの手法は私の考案であり、 自然形体療法の手法はすべてビデオに収録されてあります。
又、本質的治療法は対症療法とは全く違います。
むしろ正反対です。
ですから、ブレンド(混合)しては効果が半減するでしょう。
同じ液体でも水と油なのです。
本質的治療法は対症療法とブレンドすれば、その意味は失われます。
純金に何をブレンドしても純金ではなくなります。
どのようにブレンドしても、それはもはや純金ではありません。
純金に他の金属を混ぜ合わせて(ブレンド)して純金と言い張ることと同じです。
純金は純金だから価値があります。
色々な治療法がありますが、同一の治療法で何でも治せるのは 本質的治療法だからです。
原因を解明し、最も適切な手法を用いることが治療の本義です。
色々な治療法を看板に掲げている治療院がありますが、 それは可笑しいのです。
治れば良いのかも知れませんが、
何故治ったのか?
それが持続するのか?
一時的なのか?
副作用はないのか?
理論も違う、やり方も違う方法を混ぜ合わせる(ブレンドする)ことは その理論、方法の間違いを証明することと同じです。
少なくとも自然形体療法では他の治療法を混合(ブレンド)することはあり得ません。
これら色々な治療法を看板に掲げるのは本質的治療法ではあり得ません。
純金は純金とブレンド?した時のみ純金です。
それ以外は混ぜれば混ぜるほど純金とはほど遠くなります。
本物の治療法はブレンドする必要が全くないのです。
2008年2月7日
山田 洋
